漢方コラム

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症状別対処法

自律神経を乱す不安と緊張

19年08月21日

1)いつも気になることがあり、四六時中頭から離れない人。
2)一つのことをいつまでもくよくよと考えてしまう人。
3)自分に自信がなく、いつも取り越し苦労をする人。
4)人の目が気になり、いつも周りを気にする人。
5)自分の思ったことが、ちゃんと話せない人。
6)いつも悪いことばかり考えて、良いことが考えられない人。
7)楽しいことが思い浮かばず、マイナスなことを考えてしまう人。
8)人とうまく交流が取れず、一人でいることが多い人。
9)体が冷えて、体温が36度をいつも切っている人。

 

上記の項目で5項目以上該当する人は、不安や緊張が強くて、自律神経のバランスが乱れやすいのです。

 

自律神経は不安や取り越し苦労などによっても乱れます。

不安が強いと交感神経が優位になり、副交感神経が抑えられてしまいます。

つまり緊張が強すぎると、リラックスすることができなくなるのです。

リラックスできないと胃腸の働きは低下し、動悸や息切れなどが出やすくなるのです。

 

不安は誰でもあります。しかし片時も不安な状態がつづくと体は緊張してしまい、うまくリラックスできなくなります。

リラックスできないと、胃腸などの消化器はその働きが低下します。そのため食欲は低下し、下痢や便秘が多くなってきます。

さらに過度な緊張は体を硬直させて、時にはパニック発作を引き起こします。

いかに不安を少なくするかが一番の解決策ですが、すぐにできないのも事実です。

 

まずは漢方薬で過度な緊張を取り去ることが必要です。

救心感応丸氣(きゅうしんかんおうがんき)がその役目を果たしてくれます。

そして少しずつ不安を解消させるために、漢方の安定剤である安静錠(あんせいじょう)を服用するとよいでしょう。

新薬のような習慣性や副作用はないので、安心してつづけることができます。そしていつも深呼吸を心がけましょう。吐くことを意識して。

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