漢方コラム

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医薬食同源シリーズ

医薬食同源シリーズ 食物の陰陽2

19年08月22日

この宇宙というのは回転エネルギー、渦巻き(波動)によってできています。
大きなものなら銀河星雲を見てもそうだし、台風や竜巻などもその典型でしょう。

小さなものでは、水や空気の元になっている原子や素粒子も回転しています。

 

この渦巻きには二つの働きがあります。

一つは中心に集まっていく働き。これは下降性・求心性の力で右回転のエネルギー。

もう一つは外に向かって拡がっていく働き。これは上昇性・遠心性の力で、左回転のエネルギーになります。

 

右回転の求心力が働くと、物は縮こまって、小さく、固く、重くなって下降していきます。

そして、熱を持って動き出す。つまり、陽性になります。つまりネジを締める時に右回しするのと同じ状態です。

また、大根やニンジンなどの根菜類も同様です。反対に、左回転の遠心力が働くと、物は拡がって、大きく柔らかく、軽くなって上昇して、冷たくなって静かになる。

つまり陰性となる。ネジを緩めた時の状態であり、台風や竜巻も同様です。

また、キュウリやトマト、エンドウなど夏野菜も同様に左回転で上に伸びていきます。
人間も突き詰めれば素粒子の集まりなので、回転エネルギーでできているとも言えます。

したがって、陰性の物を食べると左回転のエネルギーが働いて、体が緩んで、内側から陽気が外に出て行ってしまい、陰性体質(冷えて緩んだ状態)に変わってしまいます。

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