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みらい通信

2019年11月のみらい通信 20年後3

19年09月06日

2019年11月のみらい通信 20年後3

今、子供たちの心はとてもすさんでいます。原因はいろいろありますが、一番大きな原因が教育の在り方にあります。今の学校では画一的で、知識ばかりを詰め込む教育をしています。そのため子供たちは心に余裕がなくなり、焦るようになっています。焦りが強くなるとイライラして、いじめなどに発展します。このままではすこやかな心は成長しません。

 

 

これからの教育は、心を育てることが中心となっていかなければなりません。特に小学生の時に。心を育てるためには知識の詰め込みは最低限にして、体験型の学習を主体にすることが必要です。農業や林業、そして漁業などその地域の特性に合わせた第一次産業を年齢に応じて体験していくのです。どの産業も一人ではできません。年齢の異なった者が力を合わせないとできないのです。

力を合わせて行うことで、人に対する思いやりや気づかいができるようになります。そして、食べ物や自然に対する感謝の心も芽生えてくるでしょう。さらには、自然とふれ合うことで健康的な生活ができるようになります。もちろん知識も必要ですが、生活に密着した知識を学ぶようにすれば、子供たちも進んで学ぶようになるでしょう。どのように作物の収穫を増やしたらよいのか、気温や湿度、そして種まきの時季などは理科であり、いかに効率よく作業をするかは算数、季節や天候を表す言葉は国語、収穫祭に唄う歌は音楽、そして自然と人の営みは社会になるはずです。もちろん農作業はりっぱな体育に、そして作物の実や花は美術の対象となります。

 

 

今すぐに変えることはできませんが、いずれ外国からの食料が十分に輸入できなくなるので、自分の食べる物は自分で作らざるおえなくなります。であれば、子供の頃から作物を作りながら学んでいくことが、一番理にかなうのです。高齢化で農業や林業、そして漁業にたずさわる人は減るばかりです。このままでは食料を入手することがますます厳しくなるのは明らかです。ひと昔前までは、子供も大人もいっしょになって畑仕事をしたものです。今はすべてが分けられてしまい、細分化されています。そのため視野がせまくなり、人とのつながりが希薄になっているのです。いっしょにおこなうことで人との結びつきが強くなり、助け合う心が養われていくのです。農業などを通じて、人とのかかわり方を学ぶことが心を育てることにつながるのです。

 

 

そしてこれからの教育に必要なことが、人のお世話をすることです。高齢化によって、介助や介護を必要とする人が一気に増えていきます。とても介護保険では対応できません。施設もいっぱいで、かなり待たないと入ることはできなくなるでしょう。そうなると自宅で生活するしかないので、とても大変なことになります。ヘルパーさんも慢性的に不足し、一人では生きていけなくなってしまします。それを手助けするのが中学生や高校生です。小学生の時に人に対する思いやりを学ぶことで、人のお世話ができるようになります。ちょっとしたことから、話し相手や力仕事までいろいろなことをすることで、多くのことを学ぶことができるようになります。またそれぞれの得意分野がはっきりしてくるので、それぞれに活かしていけばよいのです。電気関係や大工関係、音楽や調理、さらには医療関係や法律関係など体験を通して自分に合ったものを見つけ出し、それを伸ばしていくのです。それが本当の意味での教育です。必要に応じて大学や専門学校に行けばよいのです。今のように漫然と行く必要はないのです。したがって、スポーツばかり強調されることもなくなるでしょう。スポーツはあくまでも娯楽程度になるでしょう。

 

20年後の教育は、今とはかなりちがっているでしょう。まずは、子供が自主的に勉強することになっています。なぜなら楽しいからです。どうしたら多くの作物が取れるか、どうしたら卵を増やすことができるか、どうしたら美味しい物ができるかを考えるからです。したがって学習意欲は高まり、今のようないじめや不登校はなくなっているでしょう。楽しんで学ぶことが本当の教育です。明治時代は、西洋の新しい考えや物作りにふれることが大きな喜びでした。したがって、自主的に西洋の知識を取り入れることをしたのです。その名残りが今もあって、知識偏重の教育になっているのです。学ぶことが楽しくなくてはなりません。

明治と今ではその時代背景も変わり、知識は学校で学ばなくても、インターネットでいつも取り入れることができます。今の子供に必要なのは、実体験することです。汗を流し、時には苦しい思いをし、そして感動することが求められているのです。

 

 

有名な高校や大学の存在も不要になるでしょう。さらに競争する受験もなくなるでしょう。本当に学びたい人が大学に進み、そうでなければそれぞれの個性を活かした仕事につけばよいのです。20年後は、今のような大会社はなくなっているでしょう。各地域ごとで、自給自足ができる社会になっているからです。

したがって多才な職種が必要とされるので、自分に合った仕事が必ず見つかるのです。どの仕事も不可欠なので、だれが偉いとかはなくなります。一人一人の仕事を尊重し、認めていくことになります。したがって互いに助け合い、思いやっていく関係がつくられていくのです。

 

 

20年後の子供たちはきっと毎日が楽しくて仕方がないでしょう。そんな教育の形を作るために必要なのは、やはり人に対する思いやりと慈しみでしょう。その心を育てていくことがこれからの課題になります。今の大人が10年、20年先を見越して行動しなければなりません。残念ながら今の政治家にはできません。一人一人が考えて実践していくことが必要とされています。

 

 

このようなことがなぜわかるのか、不思議でしょう。先回でも伝えたように、私をいつも見守ってくれている存在が教えてくれるのです。その存在ははるか昔、ムーと言う文明で医師や科学者、そして教育者でもあったのです。その存在は、これからの時代の在り方を見通しているのです。決して作り話ではなく、きっと本当になるであろうことを伝えてきてくれています。ただその前に一度、今の常識や社会の在り方を改めなくてはなりません。その時が今なのです。20年後がどのようになるかは、今の私たちの在り方にかかっているのです。子や孫たちが心豊かに、そして平和に暮らせるように、私たちがしっかりと行動しなければならないのです。そのために、この通信を発信しているのです。

 

 

この通信が一人でも多くの人の目にふれるようにするために、一つの提案をさせていただきます。今伝えた中で、目に見えない存在から教えてもらっていることは削除してください。この通信の表面だけをコピーして、興味のある人にわたしてもらえればいいのです。これから何回かに渡ってこのシリーズを伝えていきます。

どれも表面だけでまとまるようになっています。ただ、最初のNo.1、No.2については裏面も読んでもらうとよいでしょう。多少はスピリチュアル的な内容になっていますが、まずまずは読んでいただけるでしょう。この通信はこれからおよそ30回続きます。すべてこれからの時代の在り方を伝えていきます。ただ、それはあくまでも未来予想図であって、その通りになるのではありません。今の人たちがいかに意識を変えていくかにかかっているのです。そのことをしっかりと認識してください。さもないと、とても苦しい思いをすることになるでしょう。

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