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日記

抗ガン剤の副作用解明

19年11月13日

抗ガン剤については「副作用があって当然」というような見方がありますが、そのように言われるような「強い副作用」がなぜ起きるのかを、

真剣に研究した医学研究はこれまで実はありませんでした。

その理由はおそらくですけど、「抗ガン剤の悪い部分を調べる」という研究は、製薬会社など含めてのスポンサーがつきにくいということも

あるのかもしれませんが、そのあたりともかく、アメリカのオハイオ州立大学の科学者たちが、「抗ガン剤が腸内細菌環境を破壊する」という

明かな結果を研究で示しました。

結果は、11月11日に発行された科学雑誌ネイチャーの「サイエンテイヒイック・レポート」に掲載されています。研究では、化学療法で一般的に

使われるという「パクリタキセル」という抗ガン剤を使って、マウスにおいて行われましたが、結果として、以下の変化が同時に起こることが

判明したのです。

【抗ガン剤を投与された後の体内の変化】

・腸内細菌環境が悪化する。

・腸内部の腸壁が異常に拡張。

・腸の密着結合部分が壊れ、そこから腸内細菌が流出。

・血液に炎症が起きる。

・続けて脳内に炎症が起きる。

・脳内の炎症によって記憶障害、認知障害が起きる。

つまり、抗ガン剤で治療して、仮にガンが治った場合でも、その後、さまざまな不調に見舞われる可能性があるわけで、抗ガン剤を用いる

場合は、治療中も治療後も「腸内環境の改善」を徹底的に行うようにした方がいいのかもしれません。

腸内環境が悪いままだとガンが治ったとしても、その後もガン再発を含むさまざまな疾患にかかりやすくなる可能性が高く(もしかすると、

ガンが再発しやすい最大の原因は腸内細菌環境の破壊によるものかもしれません)、それを防ぐためにも、「抗ガン剤治療と、腸内環境改善は

同時に行う必要がある」という医学的なアプローチが必要なのではないでしょうか。

 

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