漢方コラム

お問い合わせ

お知らせ

新しい時代を迎えるために

20年12月25日

皆様、新しい年を迎えられおめでとうございます。

昨年はコロナに振り回された一年でした。多くの人が不安をかかえ、精神的にも経済的にも苦しい思いをされたことでしょう。新しい年は何とかコロナがおさまってほしいと思うのですが、暖かくなるまではコロナは広がるでしょう。十分に気をつけて下さい。

昨年の12月21日より、みずがめ座の時代に入りました。地球を取り巻く12の星座の影響を受けているという、西洋占星術からきています。各星座の影響を約2000年ごとに受けているのですが、今までの魚座は物やお金、そして土地を重視する時代でした。みずがめ座の時代はその真逆であ精神や魂、霊や神仏など目に見えない存在を重視する時代です。近年、スピリチュアル的なことが注目されるようになってきたのは、そのためです。決して宗教等を信仰するのではなく、もっと身近に神仏を感じ取るのです。日本ではむかしから、生ある物すべてに神が宿っていると考えられていました。また、「お天道様がいつも見ているよ」と子供の頃に言われたものです。お盆の先祖の霊を供養したり、神社やお地蔵様を参拝などしてきました。しかし、今では田舎でしかされなくなってきました。今一度、日本古来から伝わる神仏への信仰を取り戻す時が来たのです。

 

何度も言いますが、決して特定の宗教を信仰するのではなく、目に見えない存在を感じ、信じるのです。だれでも最愛の肉親を亡くした後、その人の霊を身近に感じることがあるでしょう。また、幼少期にかわいがってくれた祖父や祖母も。目には見えないけど、そばにいてくれることを感じ取ることが大切なのです。しいては神仏も。そんなだれでも感じ取れる力が日増しに強くなっていくのです。しかし、このようなことをまったく信じない人もいます。残念ながらそのような人は、これからの時代についていけなくなるでしょう。なぜなら、コロナや自然災害、食糧危機によって我欲の強い人は淘汰されていくからです。つまり、目に見えない存在を信じる人は謙虚でいつも感謝をする人なので、必ず助けてくれる人が現れるのです。しかし、信じない人の多くは我欲が強いので、いざという時はだれも助けてくれません。これからの時代は人が助け合っていかないと生きていけない時代なのです。

 

ある意味でコロナや自然災害は人に、目に見えない存在を信じさせる機会を与えているのかもしれません。さらに人と助け合うことの大切さを。昨年は台風も大きな地震もありませんでしたが、今年はその分多くの自然災害が発生するでしょう。決して怖がらせるために言っているのではなく、十分な備えと助け合うことの大切さをお伝えしたいのです。コロナは暖かくなればおさまってきますが、また寒くなれば広がります。まだ1~2年はつづくでしょう。そのことをしっかりと認識して下さい。

 

コロナのワクチンが3月頃から普及していきますが、急いで打たない方がよいでしょう。イギリスやアメリカの実績を十分に見極めてからでも遅くはありません。いずれにしても暖かくなれば落ち着いてきます。

 

新しい時代とは、今までとは真逆の考えを持つと言うことです。物やお金を重視する考え方から、目に見えない存在を信じ、人と人が助け合い、思いやることを重視する考え方を持つ時代に変わっていくのです。そのことをしっかり認識できる人とできない人では、大きな差が生まれてきます。すでにそれは現れ始めています。コロナの影響で仕事や住む所を失い路上生活をしている人や、生活に困窮している人が自らの命を絶っています。その人たちは単に生活が苦しいだけでなく、人とのつながり、しいては神仏とのつながりを自ら絶ってしまっているのです。とても残念なことですが、これからさらに増えていくことでしょう。少しでも信じることができれば、自らの命を絶つことはないかもしれません。

 

新しい時代が定着するにはおよそ3~4年かかるでしょう。そしてさらに時間をかけてより深まっていくでしょう。おそらく30年後にはだれでも目に見えない存在をしっかりと信じるようになるでしょう。できたらそんな時代になるまで生きていたいと思いますが、はたして90歳まで生きられるかは神のみぞ知るということですね。だれしもいつかは死にます。死んだ後人はどうなるのか、目に見えない存在を信じるということは魂や霊の存在を信じることにもなります。死とは肉体から魂が離れることであり、魂自体は不滅なので何ら恐れることはないのです。死をいたずらに恐れる人は、魂の存在を信じていないからです。生に対する執着が強すぎると魂はいつまでも私たちの世界でさ迷うことになり、霊と言う形になってしうのです。つかり魂に人の強い思いが取り巻いたものが霊なのです。霊はいつまでもさ迷いつづけるので、新たな肉体を宿って生まれ変わってくることはありません。いかに執着、特に生やお金、物に対する思いを少なくするかが大切なのです。

 

目に見えない存在の一つに、人の思いがあります。恨みや憎しみ、そして怒りや悲しみなど、これらのマイナスな思いは強いエネルギー体となって体から放出されます。ことわざに「毒気を吐く」という言葉があります。本当に汚い言葉を言うと、毒となって相手を苦しめてしまうのです。しかし、言った方もその毒気が帰ってきて、自分を苦しめることになるのです。目に見えない存在とは、一種のエネルギーなのです。そのことをしっかり認識すれば、マイナスな言葉は言わなくなるでしょう。すべてはエネルギーからできています。それが目に見えるかどうかの違いだけなのす。そのことをしっかりと認識して下さい。

 

新しい時代とは我欲を少なくし、謙虚さと感謝を常に持った生き方をする時代です。今の時代とはまさしく真逆の時代です。はたしてそんなふうに人は変わるのでしょうか。おそらく多くの人が疑問に思うでしょう。お金や物をたくさん持つことが幸せだと思っている人は多くいます。さらに、自分さえよければと考える人も多くいます。しかし、そのような考え方を持っている人はおそらくとても苦しい状態になるでしょう。逆に言えば、今までの価値観をすれなければ生きていけなくなるでしょう。それほどまでにこれから世の中が変わっていくからです。コロナはその序章に過ぎないのです。決して恐れることはありません。どんなことがあっても、目に見えない存在を信じていけばきっとよい方に進むでしょう。どこまで信じることができるかが、これからの時代を生きていく大きな課題となるでしょう。まずは日々生かされていることに感謝し、ほんの少しだけ周りの人を思いやってみましょう。そして神仏に対しても日々感謝を心がけていけば、きっとこれからの時代でもしっかりと生きていけるでしょう。感謝と謙虚さをただ実践していくだけなのです。

ページTOPへ戻る

電話する

お問い合わせ