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新時代通信No201【魂の誕生21】

22年03月17日

この通信は「魂の誕生」をお伝えします。今、多くの人が自分の本音をうまく言うことができません。しかし、SNSやツイッターなどでは匿名で自分の思いを伝えることができるため、逆にそこでは相手のことをひどく言うこともあります。さらには誹謗中傷となり、人の心を傷つけることが横行しています。ある意味で卑怯なことをしているのです。

 

名前がバレなければ何を言ってかまわないと思っている人がいます。大きなまちがいをしているのです。思っていることを何でも言っていいのではありません。思ってしまうことは仕方ありませんが、それをどこまで伝えるかが問題なのです。相手のことをどこまで考えてあげることができるのか、そして相手の人がそのことを聞くなり読むなりしてどのように変わるのかをしっかりと考えなければなりません。そのことを考えもしないでただ思いついたことをストレートに伝えるのは、思慮が足らないのです。思慮とは、相手のことをどれだけ思いやることができるかということです。相手のことをどれだけ優しく思いやれるかが問題なのです。人に対する優しさが今の多くの人の会話には少ないのです。なぜなら、自分の我欲が強いからです。自分中心の考えが強いからなのです。

 

自分中心の考えが強い世の中になってしまったのは、やはり物が多くなりすぎたためなのです。物が多くなるとさらに多くの物を欲しくなります。そのため、物にばかり関心が強くなって人のことをしっかりと考えることが少なくなってしまうのです。考えなくなるから、自分の話すことがどのように相手に影響を与えるかがわからないのです。言葉には一種のエネルギーがあります。そのエネルギーは相手の心を動かします。プラスの言葉は相手の心を明るくし、マイナスの言葉は暗くします。そして、その言葉を発した人も同じようになるのです。そのことを多くの人は知りません。言霊と言う言葉は知っていても、その本当の意味は知らないのです。言葉は良くも悪くも、言った本人も相手もその影響を受けてしまうのです。今、多くの人がマイナスな言葉を日常的に使っています。そのため、社会がますます疲弊しているのです。何気ない一言の積み重ねが今の社会を作っているのです。

 

決して政治家や官僚、そして大企業のトップが今の社会を作っているのではありません。一人一人の発した言葉が積み重なって作っているのです。30年前のバブル崩壊後、多くの人は景気が悪い、商売がうまくいかない、給料が上がらない、仕事が面白くない、学校がつまらない、さらには生きていることがつまらないなど、マイナスな言葉を言い続けてきました。そのことが今の社会を作っているのです。誰のせいでもないのです。一人一人に責任があるのです。であるならば、一人一人がプラスの言葉を多く使っていけば世の中は変わっていくのです。その第一歩が感謝、「ありがとう」なのです。そして、「すいません」、「どういたしまして」、「どうぞお先に」、「私でよければ」、「よかったね」、「うれしい」、「楽しい」、「幸せ」などの言葉を多く使っていけば、社会は変わっていくのです。一人でも多くの人がこれらの言葉をより多く使っていくと、社会は必ず変わっていくのです。

 

魂がその意志を明確に現すためには、多くのカルマをはぎ落さなければなりません。大元の神の愛のエネルギーで一気にはぎ落されているのですが、さらにそれを加速させるのが先ほどのプラスの言葉なのです。ただ、それをしっかり認識している人はあまりいません。一人でも多くの人が実践していかなければならないのです。戦争反対と叫ぶことも大切ですが、それ以上に先ほどの言葉を多くの人が使っていけば、より平和になっていくのです。そして戦争はある意味で多くの人の意志が起こさせるのです。一人一人の思いがマイナスに偏ることで戦争につながって行くのです。たしかに、だれでも戦争をしたいとは思っていません。しかし、普段の生活で不満や愚痴、さらには人をだましたり憎むことが多くなると、戦争の火種を作っていくのです。ロシアがウクライナに侵攻したのは、確かに独裁者であるプーチンの意志によるものなのですが、そのプーチンを選んだロシア国民の思いがある意味でこの侵攻を招いているのです。

 

ロシア国民はソビエト崩壊後、インフレによってとても苦しい生活を強いられてきました。その苦しさに対して光を射してくれたのがプーチンなのです。さまざまな改革によってロシア国民は少しずつ豊かになってきたのです。しかし、もっと豊かになりたいと言う思いがプーチンを増長させてしまったのです。それがさらに発展してウクライナに侵攻させてしまったのです。ロシア国民が悪いと言っているわけではありません。ただ、際限のない欲望がプーチンと言う怪物を生み出してしまったのです。それはロシアだけでなくドイツのヒトラーや中国の毛沢東、さらにはフランスのナポレオンに日本の豊臣秀吉、他にもいろいろありますが、基本的には同じなのです。それはいつどこで起こってもおかしくないのです。人がもっと豊かになりたいと言う思いが強くなりすぎると、戦争が起きてしまうのです。プーチンだけが特別ではないのです。

 

したがって、この戦争を止めるのはやはり私たちが今の現状に十分満足し、感謝することなのです。一人一人がそのように思うようになれば、戦争は終息していくのです。この戦争によって多くの人が何らかの影響を受けることになります。すべての物価は上がり、経済は冷え込んでいきます。さらに自然災害が世界的に大きくなり、コロナやオミクロンも終息することなく広がっていきます。戦争などしている場合ではなくなっていくのです。最終的には戦争をやめざるおえなくなるでしょう。だれもが苦しい思いをするようになるのです。その時、一人一人が人を思いやり助けて行くことができるかどうかが問われるのです。いつまでも自分のことばかり考えていると、だれも助けてはくれないでしょう。それは人だけでなく国も。ロシアもウクライナもそしてどの国も大きな分岐点に立つことになるのです。

 

ロシアはおそらくさらなる攻勢をかけてくるでしょう。ウクライナも国民総出で対抗するでしょう。その結果、ロシアは局地的な核を使うことになるかもしれません。核爆弾を使うのではなく、原子力発電所を爆破するかもしれないのです。第二のチェルノブイリ原発が生まれるかもしれないのです。もしそうなれば、ヨーロッパ全土にロシアもその影響を受けることになるでしょう。放射能汚染だけでなく、エネルギーや食糧、さまざまな資源が高騰していくでしょう。結局はまた苦しい思いをそれぞれの国民がするようになるのです。このようなことを何度も人類はくり返してきたのです。30万年も前から。だからこそこれ以上同じことをくり返さないために大元の神はこれで最後とするようにお決めになったのです。どちらにしてもこのような戦争はこれで終わりとなるのです。その終わり方がどうなるのかは、人類しだいなのです。平和を取り戻していくのか、放射能汚染で滅亡していくのか、さらには自然災害で多くの人が亡くなるのか、その選択が迫られているのです。

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