漢方コラム

お問い合わせ

神時代通信

神時代通信No13【櫛名田姫神】

22年08月16日

櫛名田姫神(クシナダヒメノカミ)は、ヤマタノオロチに食べられてしまうところをスサノオノミコトに助けられて、その後スサノオノミコトの妻になったと古事記では伝えられています。スサノオノミコトがヤマタノオロチと戦う時は、櫛となってスサノオノミコトの髪に挿されていたため、このような名になったと言われています。

 

クシナダヒメノカミの記述も真実ではありません。この神もやはりムーの時代に生きていた人で、神からのメッセージを受けていました。ただ、さまざまな神からのメッセージを受け取っていたのですが、時には邪気からのメッセージを受け取ることもあり、とても苦しんでしまうこともありました。そんな時は神官が神からなのか、邪気からなのかを判断してくれたのです。それを審神者(サニワ)と呼んでいました。クシナダヒメノカミはとても感情が豊かで、多くの人から愛されていました。しかし、それを妬む者がいて、クシナダヒメノカミを陥れたのです。神からのメッセージだと偽って、邪気からのメッセージを信じ込ませたのです。そのため、神からのメッセージを信じられなくなって心の病になってしまったのです。しかし、多くの人に支えられて復帰することができたのです。

 

クシナダヒメノカミはその後、神からのメッセージをより多く受け取るようになり、神とのつながりが強くなっていきました。そのことでクシナダヒメノカミは生きながらにして神格化していったのです。神格化すると予言的なことを伝えたり、さまざまな病気を治すことができるようになりました。また、人の心を癒したり、魂を浄化しました。そのことでクシナダヒメノカミは生きながらにして神と崇められるようになったのです。その名残りが今でも残っています。この神を祀ってある神社の御祭神は櫛名田姫神ではなく、奇稲田姫神や稲田姫神、櫛稲田姫神と表されています。どれも稲の文字が使われています。当時はまだ稲作は行われていなかったので、この文字は稲が天を表わし、田が地を表しているのです。つまり、天と地をつなげる神という意味なのです。稲は真っ直ぐ上に伸びるので、天につながると考えたのです。神と人をつなげる神でもあるわけです。

 

今まさに人と神がつながる時代がやってきました。多くの神は今、神社にはいません。ご利益ばかりを求めてやってくる人々の相手をすることに嫌気をさしてしまったのです。神社は本来、感謝を伝えに行く処なのにご利益ばかりを求められては神も嫌になるのです。しかし、時代が大きく変わろうとしているため、神々がそれぞれの御役目を発揮しようとしているのです。神は実体がありません。神は意志であり光でもあるため、その御役目を果たすためには人の体を必要とするのです。まさしく人と神が一つになって初めて神の御役目が果たせるのです。そのためには、神の本当の御役目を知る必要があるのです。この通信はある意味でクシナダヒメノカミの御意志でもあるのです。神の本当の御役目を知って、つながることができるのです。それは守護神になると言ことでもあるのです。本来、人にはそれぞれに合った守護神がついていたのですが、人が我欲を強く持つようになったため神は離れていったのです。我欲を捨て去ることで神とつながることができるようになるのです。
「我は櫛名田姫神なり。我の役目は神と人をつなぐことなり。されど神とつながるためには、我欲を捨て去らねばならぬ。そのためには日々感謝をするしかあらず。物や金にいつまでもしがみついている者は神とつながることはできぬ。これからの時代は神とつながることができぬ者は生きていけぬなり。すでにそれは始まっているなり。疫病に大雨、灼熱地獄に大地の大揺れ、さらには火の雨降りてその身を滅ぼしていくなり。まだまだ続くなり。早く我欲を捨て去らねば、大方の者は消え去るなり。大元の神の御意思は固く、容赦なきものと思うがよい。我は神と人をつなぐ神なり。」

 

疫病とはコロナのことであり、灼熱地獄はヨーロッパやアメリカ、オーストラリアで続いている熱波による山火事や異常高温のことです。火の雨は火山噴火による火山灰や溶岩のことなのです。これらは大元の神の御意志に基づいて、多くの龍神が起こしているのです。さらに菊理姫神や摩利支天がその御役目を果たされているのです。私たちが今まで教えられてきた神仏の御役目の多くは偽りであり、人の都合のいいようにされてきたのです。神仏はご利益を叶えてくれる存在ではないのです。その多くは人々を良き方向に導く存在なのです。しかし、良き方向にどうしても向かわなければ、天罰を下すこともされるのです。それが本当の神仏の御役目なのです。

 

櫛名田姫神は神と人をつなぐ神、願い事を叶えてくれる神ではありません。縁結びの神だとか、子宝の神や稲作の神と言われていますが、それは人が勝手に作り上げたものなのです。どのようにして神と人をつなげるのか、神々の御役目は個々に異なるため、その御役目にふさわしい人をこの神が探し出すのです。そして、その人をつながる神が祀ってある神社に導くのです。そうすると、その神が降りてくるのです。すでにお伝えしたように神社には神はいませんが、神に感謝をしっかりと伝える人やつながる人が来た時は降りてくださるのです。最近、御朱印帳やパワースポットを求めて神社にやって来る人が増えていますが、このような人たちには神は降りてはきません。ある日、ふと行きたくなった神社の神とつながることが多くなるでしょう。そして、私の所にやって来る人の多くは、神とつながる人なのです。さまざまなつながりからやって来るのですが、その時は神からのメッセージがあり、その人の今世の役目が伝えられるのです。そして、その人にふさわしい神が降りてみえるのです。

 

日に日に神とつながる人の来訪が増えています。その多くは女性なのですが、コノハナサクヤヒメノカミ、ククリヒメノカミ、アマテラスノカミ、セオリツヒメノカミ、スセリヒメノカミ、スサノオノカミ、イザナギノカミ、そしてヤマトタケルノミコトなどの神とつながるのです。信じられないでしょうが、まさにこれからの時代を担う人たちなのです。その役目はさまざまですが、決して大それたことをするのではありません。「子ども食堂」のお手伝いをするとか、障害者施設でアルバイトをするとか、化学肥料や農薬を使わない自然農法で野菜を作るとか、さらには占い師として悩んでいる人を導いてあげるなどさまざまです。共通しているのは、人のために何かしらをするということです。中には無償でやっている人もいます。人のために何かをする、それが人として生まれた本当の目的なのです。それに目覚め、そして神と共に行っていくことがこれからの時代なのです。

 

今、新興宗教などがいろいろと問題になっていますが、寄付やお布施をすれば神の元に行けるなどと言っている宗教は邪神によって作られたものです。神はお金など望んでいません。

ページTOPへ戻る

電話する

お問い合わせ