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ガイア通信No18【樹木】

23年03月08日

樹木は自然の営みを維持する役目を果たしています。二酸化炭素を吸収して酸素を作り出し、水を貯めて川の水が途切れることのないようにしています。さらに、生き物に実や葉をエサとして与え、ねぐらを提供しています。私たち人間にもさまざまな恩恵を与えてくれています。その樹木を人間は容赦なく伐採して、森林を破壊しているのです。

 

樹木の寿命は種類によっても異なりますが、20年から1000年生息します。中には縄文杉のように2000年以上生育するものもあります。なぜ、樹木はこれだけ長く生きていられるのか。それは、樹木が地球の環境を維持するためには、かなりの時間を要するからです。つまり、樹木が成長するにつれて、その能力が発揮されるには数十年かかります。そして、その能力を最大限に発揮できるようになるには、さらに数十年かかるのです。酸素を十分に作り出し、豊富な木の実や葉を茂らし、さらには根を十分に張ることで保水力と地盤強化力を持つために。他にもさまざまな働きをしているのですが、いずれにしても長い歳月をかけて営まれていくのです。人間の10倍から20倍の年月を生きることで、地球の環境を維持していくのです。

 

樹木が多く自生する山や密林は本来、人間が介入してはいけないのです。なぜなら、樹木の役目を阻害してしまうからです。日本人はそのことを直感的に知っていたため、多くの山には神が鎮座しているとして、むやみに入ることをしないようにしたのです。入山する時は細心の注意をして、樹木や植物を傷つけないようにしたのです。しかし、日本以外の国では人間の都合によって樹木は伐採されてきました。特に、アマゾンやシベリアでは、今も樹木の伐採が頻繁に行われています。そのため、ブラジルでは自然災害が頻繁に起こるようになり、毎年多くの人が亡くなっているのです。シベリアでは永久凍土が溶けて、宅地や道路が陥没し始めているのです。これからさらにさまざまな影響が出てくるでしょう。

 

本来、生息すべき樹木の50%が失われているのが現状です。これが、30%を切ってしまうと、地球の自然環境は一気に崩壊してしまうのです。このままの状態が続くと、あと数年後には30%を切ってしまうのです。ある意味で秒読み態勢に入っているのです。それを阻止するために今、龍神やさまざまな神が自然災害や異常気象を引き起こして、人間の愚行を阻止しているのです。しかし、人間はそれでも森林や密林を伐採し続けています。そこで、大元の神はコロナを出現させたのです。しかし、これもワクチンや薬によって人間は逃れてきたのです。今では、元の生活に戻ろうとしています。これ以上、愚かな行いを続けていくと、トルコのような巨大地震や大火山噴火を大元の神は起こすことになるのです。すでにその兆候は現れ始めているのです。

 

樹木をもっと大切にしていくことが求められています。木を切ったらその分植樹をしていく必要があります。しかし、今の植樹は人間の都合のよい木を植樹しています。スギやヒノキなどが主体となっています。自然の状態になるような植樹がこれからの課題となっていきます。ドングリなどの実をつけるナラの木や、水を多く含むブナの木、さらにはさまざまな広葉樹などを植樹していかなければならないのです。
樹木の遺伝子もアンドロメダ銀河で創られました。多くの宇宙人が改良を重ねて、およそ100種類の樹木の遺伝子を創りました。そして、その100種類の樹木がさらに多様な樹木に変わるようにさせたのです。そのことでさまざまな樹木が存在するのです。しかし、それぞれの樹木は互いに関係し合い、また抑制し合っているのです。一つの樹木だけが増えすぎないように、互いに干渉し合うようにさせているのです。しかし、日本でも昔から植林が行われてきましたが、人の都合のよい樹木ばかりを植えるようになってきて、生態系のバランスが乱れるようになってきたのです。その結果、多くの野生動物のエサがなくなり、人里に下りてくるようになったのです。そのためサルやシカ、イノシシにクマなどが頻繁に見られるようになってきたのです。

 

これからは、多様な樹木を植林していかなければなりません。さらに、多くの野生動物が暮らしていけるように、ある程度の保護地区を設定して、人が安易に入り込まないようにするのです。東京の明治神宮は元々、平原だった所に全国からの寄贈によって多様な樹木が植林されたのです。明治天皇の崩御にちなんで作られたのですが、100年以上敷地内は限られた人しか入ることができないようにされてきたため、多様な動物や昆虫、鳥などの宝庫になっているのです。都心の真ん中に、野生動物のパラダイスがあるのです。登山ブームで多くの人が山登りをするようになってきましたが、野生動物の保護区をしっかりと設定する時が来たようです。

 

これから自然災害や異常気象によって、多くの樹木は枯れたり、山崩れなどで押し流されてしまいます。特に植林されたスギやヒノキは根が浅いため、山崩れによってなぎ倒されていくでしょう。ある意味で、人が人工的に作った物は破壊されていくのです。そのことで、山の麓に住んでいる人は甚大な被害を受けるようになるでしょう。植林した山の麓に住んでいる人は、大雨や台風には十分に注意するようにしてください。そして、避難場所や移動手段もしっかりと確認しておくようにしてください。津波に対しては、かなり防災意識は高まっていますが、山崩れに関してはあまり意識がなされていません。過去にそのようなことがなくても、これから起こる可能性は十分に出てきます。何度もお伝えしますが、植林された山の麓に住んでいる人は十分な警戒をするようにしてください。

 

そして、これから多くなっていくのが山火事です。すでに世界各地で広大な山火事が発生しています。やはり異常気象などによって、長期にわたる干ばつや異常高温によって発生しているのですが、これからさらに多くなっていくでしょう。日本もこれから多く発生することになります。山火事は、一度広がると鎮火するのにかなりの時間を要します。初期消火が大切なのですが、山奥では十分な水を確保することができないので、迅速な消火活動ができるような体制を作っておく必要があります。これは個人レベルの問題ではありませんが、認識だけはしておいてください。

 

アマゾンの密林がどんどん開発と言う名の元で伐採されています。すでにその影響が出始めています。ブラジルでは近年、大雨による洪水や異常高温が続いています。おそらくさらに多く発生するようになり、多くの人の命が失われることになるでしょう。また、ウシやニワトリ、ブタなどの家畜もかなりの影響を受けることになります。食肉の価格はさらに高騰していくでしょう。ブラジルから多くの鶏肉や豚肉が輸入されていますが、今年の後半からはその量は著しく低下していくでしょう。

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