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神時代通信

神時代通信No77【天津神】

24年02月19日

天津神はアマツカミと読みます。古事記の最初に登場する神々を指しています。この世を創り出した神々なのですが、ある程度御役目を果たすと去ってしまったとされています。そのため、詳細なことは記述されていないのです。しかし、これらの神々はちゃんと地球に残っていて、さまざまな御役目を果たしているのです。

 

天之御中主の大神(アメノミナカヌシノオオカミ)は、古事記ではこの世を創った最初の神として登場します。しかし、本当は多くの国津神を生み出し、そしてそれらの神々を支えているのです。特に仏教系の神々を。そのため、多くの寺院に祀られていたのですが、明治政府の神仏分離政策によって寺院から撤去されてしまったのです。そのため、この神と仏教のつながりは断たれてしまったのです。しかし、いよいよこの神が復活することとなりました。そのことで仏教系の神々はその力を大いに発揮できるようになるのです。実はこの神と同じように、仏教系の多くの神々を生み出し、支えているのが国之常立の大神(クニノトコタチノオオカミ)なのです。この神が生み出した神が不動明王、孔雀明王、烏枢沙摩明王、軍荼利明王、金剛夜叉明王、毘沙門天、そして蔵王権現なのです。この神もやっとその御力を完全に取り戻したので、この神が生み出した神々も大いにその力を発揮されていくでしょう。

 

国之常立の大神は龍神も支えています。龍神はプレアデスの宇宙人が直接生み出したのですが、国之常立の大神がその後、取りまとめているのです。この神は長い間、封印されていたのですが、東日本大震災で復活されてやっとその御力を取り戻されたのです。この神はとても厳しい神で、悪事を働いている人たちを徹底的に成敗していきます。実は、はるか昔にもそのようなことをしていたのですが、あまりに厳格であったため、他の神々から疎まれて日本の東北に封印されたのです。しかし、あまりにも人々が悪の心を持つようになったので、その封印が解かれ、この神によって成敗してもらうようにしたのです。この神の別の名を「艮(うしとら)の金神」と言います。うしとら(丑寅)とは東北を指し、いわゆる鬼門の方角なのです。この神があまりにも厳格なので、他の神から忌み嫌われてしまったのです。しかし、やっとこの神の御意志が正しかったことが、認められるようになったのです。

 

高御産巣日神(タカミムスビノカミ)と神産巣日神(カミムスビノカミ)は、夫婦神と言われていますが、実は子弟の関係なのです。高御産巣日神は、現津神を支えることをしています。現津神の多くは、元々は人として生きていた人の魂が神格化したため、神としては初心者なので、この神がしっかりとフオローしているのです。神産巣日神はより具体的に、現津神を支えているのです。この両者の神は今、これからの新しい時代を築くために、多くの現津神や仏を支えているのです。新しい時代を創っていくのは、人なのです。その人たちが神仏とつながることで、その力を発揮していくのです。現津神や仏は私たちに一番近い存在なので、つながりやすいのです。天津神はそれを下支えしているのです。天津神がその本領をやっと発揮できるようになってきたので、国津神や現津神、そして仏もその力を全開できるようになってきたのです。
天之常立の大神(アメノトコタチノオオカミ)は、多くの邪気や魔物を成敗します。この神はかなり強力な力を持っていて、天の川銀河をお創りになった「大元の神」からの力を使われるのです。天之常立の大神の分身となるのが阿修羅で、元々はヒンズー教の邪神として扱われていましたが、仏の教えに帰依して、仏教を守る神として崇められるようになりました。三つの顔を持ち、とても怖い形相をしています。元々は邪神だったので、蛇の道は蛇と言われるように、邪気や魔物の手口を良く知っているので、成敗しやすいのです。やっと天之常立の大神の御力が復活されたので、阿修羅もその力を思う存分発揮できるようになったのです。今まさに、邪気や魔物が取りついている人を阿修羅が成敗し始めました。人に取りついている邪気や魔物を成敗すると、それらに取りつかれていた人たちは後ろ盾を失うため、一気に弱くなってしまい、何かしらの形で裁きを受けるようになるのです。

 

自民党の政治家や大物タレント、そして地方議員や市町村の長が今、その悪事が暴かれて魚を竿をしています。これからさらに増えていくでしょう。阿修羅はまさに鬼の形相で邪気や魔物を成敗しているのです。不動明王や孔雀明王、毘沙門天や蔵王権現も邪気や魔物を成敗するのですが、阿修羅はある意味で最強の力を持っているのです。この神がいよいよ本領を発揮するので、多くの邪気や魔物はすでに恐れおののき、すでに退散し始めているのです。しかし、どこに隠れようとも、阿修羅は見つけ出して成敗するのです。まさに、阿修羅のごとく。

 

古事記にはわずかしか登場しないのが、宇麻志阿斯訶備比古遅神(ウマシアシカビヒコヂノカミ)ですが、この神は実は宇宙人なのです。自分の分身である多くの天津神を創り出し、その役目を終えたので帰っていったのです。しかし、この宇宙人の力を一番強く託された神が宇摩志麻遅神(ウマシマヂノカミ)なのです。この神は鎮魂の神と言われていて、浮かばれない霊たちを鎮めて浄化し、霊界に導くことをするとされています。しかし本当は、魂にこびりついた業を取り除いてくれるのです。人は何度も生まれ変わることでさまざまな経験を積んで魂を成長させていくのですが、悪いことをしたり、我欲を強く持ったまま亡くなると、その業が魂にこびりついて、新たに生まれ変わった時に悪影響を与えてしまうのです。この業を少しでもそぎ落として、少しでも魂が成長できるようにしてくれるのがこの神の御役目なのです。

 

天津神はまだ他にもいろいろあるのですが、名前がついていない神の方が多いのです。それらの神をまとめて御祖元主ミロク大御神(ミオヤモトスミロクオオミカミ)と呼んでいます。これらの神々が今、その御力を取り戻して大いに御働きになり始めているのです。なぜ、今までその御力が充分に発揮できなかったのか。長い間に蓄積された人の邪悪な想念や我欲が、これらの神々の御力を弱めてしまったのです。また、多くの神をちゃんと信仰する人も少なくなってしまったためなのです。神に感謝し、心から信仰することで神は力を得ることができるのです。昨今は、ご利益ばかりを求める人が多くなってしまったため、神の力は衰えるばかりだったのです。しかし、大元の神が動き出したことで、弱っていた神々がその御力を復活させることができるようになってきたのです。まさに神代の時代となってきたのです。

 

これにてこの通信を終了させていただきます。今まで読んでいただきましして、本当にありがとうございました。多くの神仏も喜んでおいでになります。私が代って感謝をお伝えさせていただきます。

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