現在の考古学では、縄文時代は15000年ほど前から始まったとされていますが、旧石器時代からいわゆる縄文人はいたのですが、ムーの民にさまざまなことを教えてもらったことで、急速に文明を発達させ、人口も増えていったのです。縄文時代は狩猟や採取によって食べ物を手に入れていたことが特徴です。
当時の日本列島は、現在よりも海水面が4~5メートルぐらい高かったので、簡単に貝などを獲ることができたのです。縄文時代の遺跡には、多くの貝塚が発見されているのはそのためなのです。貝を煮たり焼いたりするのに、土器が使われたのです。貝は貴重なタンパク源であり、年中獲れたので縄文人はさほど食べることに苦労はしなかったのです。さらに、当時は現在と同じような気候風土だったので、ドングリやクリ、トチノミなども豊富に得ることができたのです。そして、時々シカやクマを獲っていたので、わざわざ米などを栽培しなくても食べていけたのです。学校で教えられた縄文人は、原始的な生活をしていたとされていましたが、実際は高度な文明を持っていたのです。その最たるものが勾玉なのです。新潟県で獲れるヒスイを使って、多くの勾玉が作られました。新潟のヒスイを使った勾玉は、朝鮮半島でも見つかっています。
勾玉は、単なる装飾品として使われていたのではなく、人の魂を現わしていたのです。当時、人は亡くなるとまた生まれ替わると信じられていました。亡くなった人の魂が勾玉に宿って、身近な人として生まれ替わってきてほしいという思いを込めて、勾玉を身に着けていたのです。ヒスイのような固い宝石を加工するには、かなりの高度な技術を必要とするのですが、その方法もムーの民に教えてもらったのです。新潟のヒスイで作られた勾玉は、日本全国で発見されており、海上を使った交通網もかなり発達していたのです。勾玉とさまざまな物が交換されていたのです。
縄文人の竪穴式住居は、いろいろな所で遺跡が発見されています。半地下の住居の特徴は、高温多湿な日本列島の風土に適応しており、夏は涼しく、冬は暖かい状態を保つことができるのです。さらに、移動が簡単で、ネイティブアメリカンのテントや、モンゴルのゲルのように使われていたのです。しかし比較的、食べ物が容易に手に入ったので、さほど頻繁に移動することはなかったのです。縄文人はしだいに定住するようになり、クリやドングリを栽培するようになっていきました。また、狩猟の技術も発達し、平和で自然と共存する生活を営むようになっていったのです。
今から5000年ほど前になると、少しずつ大陸からの移住者がやってくるようになり、稲作の方法を取り入れるようになっていったのです。初めの頃は、大陸からの移住者と争うこともなかったのですが、しだいに移住者たちが増えてきて、縄文人たちの住んでいる土地を侵略していったのです。縄文人は争うことはしなかったので、しかたなく北と南に移住していったのです。3000年ほど前になると、大陸からの移住者たちの侵略は激しくなり、北は北海道、南は沖縄へと追いやられていったのです。
縄文人は文字を使っていませんでした。しかし、人とのコミュニケーションに言葉は使っていたのです。ただ、それほど言葉を使わなくても、コミュニケーションは取れていたのです。なぜなら、人の考えていることがある程度わかったからなのです。つまり、縄文人は一種のテレパシーを使うことができたのです。人の心を読むことができたり、自分の思いをテレパシーで伝えることができたのです。そのため、争うことはしなかったのです。逆に言えば、わかるからこそ争わなかったのです。テレパシーは、距離に関係なく飛ばすことができたので、遠くの人との交易もできたのです。また、危険を回避したり、目に見えない存在を感じることもできたのです。そのような力がわずかながらも、アイヌの人や沖縄の人たちに引き継がれているのです。
縄文人の一番の特徴は争わないこと、そして目に見えない存在を感じることができること、そして自然と調和して生きていくことなのです。このような生き方がこれからの時代に求められているのです。現在の日本人の4割ほどの人が、縄文人の血を引き継いでいます。中でも、アイヌの人と沖縄の人たちがより濃く引き継いでいるのですが、両者に共通しているのが堀が深い顔立ちと、男性はヒゲが濃く、女性は瞳が黒くて大きいのです。さらに、目に見えない存在を信じ、すべてに神が宿っていると信じています。また、平和を好み、争うことを避けます。そのため、古くから両者はいつも迫害を受けてきたのです。アイヌの人たちは、本州からの開拓者によって土地を奪われ、サケなどを勝手に捕獲することを禁じられてしまいました。沖縄の人たちは、薩摩藩に搾取され、先の大戦では多くの人が犠牲になりました。どちらも、多くの人が苦しい思いをしてきたのです。それでも、その生き方を貫いてきたのです。
縄文の人たちの血とは、プレアデスの宇宙人の遺伝子なのです。日本人の4割がこの遺伝子をいくらかでも持っているのです。この遺伝子をYAP遺伝子とも言うのですが、日本人固有の遺伝子とも言われています。日本人の多くは縄文人と、大陸から渡ってきた人たちのハーフなのです。純粋な日本人は存在しないのです。しかし、逆の言い方をすれば、YAP遺伝子を持っている人が生粋の日本人とも言えるでしょう。では、生粋の日本人とはどのような人なのか。いわゆる「正直者が馬鹿を見る」ような人なのです。疑うことをせず、人と争うことをさけ、いつも感謝と謙虚さを実践しているような人なのです。そのため、我欲が強い人や、権力者などにだまされやすいのです。最近、オレオレ詐欺や投資詐欺が多く発生していますが、このような詐欺に簡単に引っかかってしまうような人が、生粋の日本人なのです。逆に、詐欺をする人や、多くの政治家、大企業のトップ、新興宗教の教祖などは、大陸の血が濃く引き継がれている人が多いのです。
ある意味で縄文の時代より、日本は大陸系の人たちに搾取されてきたのです。しかし、このような時代はそろそろ終わろうとしているのです。縄文人をある意味で創り出したプレアデスの宇宙人が、人類を半来の生き方に戻るように仕向け始めたのです。阪神淡路大震災や東日本大震災、そして能登半島地震などの自然災害によって、まずは日本人を覚醒させ、そして覚醒した日本人が世界の人たちを導いていくようにさせているのです。さらに、我欲や執着にしがみついている人たちを容赦なく淘汰し始めているのです。その勢いはこれからますます強くなっていきます。いつまでも我欲と執着にしがみついていると、淘汰されていくでしょう。
縄文人は決して、原始的な暮らしをしていたのではなく、必要最低限の物だけを持ち、人と争うことなく、自然と調和した生き方をしていたのです。そのことをしっかりと認識するようにしてください。