日本の神々は今、これからの新しい時代を創るために、人々とつながろうとしています。神は意志はあっても実体がないため、直接物や人を動かすことができません。それぞれの神に見合った人とつながり、その人を神の代役として動かしていくのです。そのような人を神は今、求めているのです。感謝と謙虚さを実践している人を。
【高倉下神:タカクラジカミ】
この神は、お金や運を授けてくれます。しかし、自分のために使うお金ではなく、人のために使うお金であれば、どんどん与えてくれるのです。お金は本来、物の代わりとして使われるようになりました。しかし、お金を多く持つことが幸せになると錯覚するようになってしまったのです。そのため、お金を少しでも貯めこもうと躍起になる人が増えてしまいました。お金は持てば持つほど、もっと欲しくなってしまうのです。あげくの果ては詐欺にだまされたり、人を殺したりしてしまうのです。お金をいかに人のために使うか、それを導いてくれる神なのです。
【淤加美神:オカミノカミ】
この神は、土の中にいる微生物を活発にさせることで、多くの作物や果実がたくさん実るようにさせてくれます。しかし、今の農業は農薬と化学肥料を多く使うため、この神の出番がないのです。しかし、これからは自然農法が普及していくので、この神の御力が大いに発揮されていきます。微生物をいかに活用していくかが、これからの農業に求められていくのです。
【夜麻登登母母曽姫神:ヤマトトモモソヒメノカミ】
この神は、人生の生き方に迷った時に、正しい方向に導いてくれます。通りすがりの人に働きかけて一言を言わせたり、夢で進む道を教えてくれるのです。それは、暗闇の中の一筋の明かりを灯す灯台のようなものなのです。この神は、やはりムーの民の魂が神格化したものなのですが、生きている時はある意味での占い師のようなことをしていたのです。
【和久産巣日神:ワクムスヒノカミ】
この神は、人生の岐路に立った時、どちらの道に進めばよいのかを、人を使って教えてくれるのです。通りすがりの人の何気ない一言で、選択が決まったりすることがあります。まさに、そのような人を差し向けてくれるのです。
【天手力男神:アメノテジカラオノカミ】
この神は、困難に立ち向かうための強い意志を授けてくれます。腕力だけでなく、正義を正す強い意志や、最後までやり遂げる強い意志を授けてくれるのです。男の文字が使われていますが、女性でも時には、男性のような強い意志を持って立ち向かうようにさせてくれるのです。
【月読神:ツキヨミノカミ】
この神は、月に住んでいて、地球のすべての生き物を育んでいるのです。つまり、月の引力によってすべての生き物の繁殖はコントロールされているのです。女性の生理を月経と言いますが、満月の時に生理は起きやすいのです。また、海の生き物の多くは満潮時に産卵しますが、満潮時は月が地球に最接近してその引力によって生じているのです。大方の生き物の繁殖は、月の引力にうながされているのです。この神は、通常の神とは異なり、ある意味での宇宙人なのです。通常の神は6次元から9次元の存在なのですが、宇宙人は10次元以上の存在で、通常の神とのちがいは実体があるのです。人間のような肉体を持っているのです。この神は月の地下に住んでいて、時々UFOに乗って地球を偵察しにきているのです。かぐや姫は、実はこの神をモチーフにしたものなのです。
【大山津見神:オオヤマツミノカミ】
この神は、多くの国津神を生み出した神なのです。国津神とは、いわゆる山の神や海の神、川の神や森の神、そして風の神や雨の神なのです。自然を育み育てる神なのです。しかし、人類は自然を破壊し、多くの生き物を絶滅に追いやっています。これらの神が育ててきた生き物を瀕死の状態にさせているのです。そのため、これらの神は大いに憤慨されて、さまざまな自然災害を引き起こして人類に警告を発しているのです。それでも自然破壊をやめなければ大山津見神は、これらの神を地球から撤退させようとお考えになっています。これらの神がいなくなってしまったら、すべての生き物は死滅し、人類も生きてはいけなくなるのです。そのタイムリミットは目の前に迫っているのです。
【磐長姫神:イワナガヒメノカミ】
この神もムーの民の魂が神格化した神なのです。この神は、人と神をつなぐことによって、これからの時代を築いていこうとされているのです。神とつながるためには我欲と執着を小さくしなければなりません。いつまでも我欲や執着にしばられている人に対しては、多くの苦難と試練を与えます。それでも改心しなければ、厳しい処断を下されるのです。肉体だけでなく、魂も消滅させてしまうのです。すでにそれは始まっています。神とつながるためには、日々感謝と謙虚さを実践しなければなりません。そのような人と神をつないでくれるのがこの神なのです。
【猿田彦神:サルタヒコノカミ】
この神も宇宙人なのです。人が持っている潜在能力を開花させる神なのです。人は生まれながらにして、超能力を持っているのですが、我欲や執着が強いとその力は使えないようになっているのです。先を見通したり、人の心がわかったり、目に見えない存在を感じたりすることができるのです。しかし、我欲や執着が強くなるとこの力は使えなくなっていくのです。これからの時代を生きていくには、この力が十分に使うことができないと生きていけなくなるのです。さまざまな自然災害や紛争に戦争、そして食糧不足や感染症の流行などが頻発していくなかで生き残っていくには、このような力が十分に使えないと生き残れないのです。この神は、この力を開花させてくれるのです。そのためには、日々感謝と謙虚さを実践しなければなりません。そのような人をこの神はいつも探しておられるのです。この神が祀ってある神社に行って、いくらご利益をお願いしても聞き入れてはくれません。逆に、我欲や執着にとらわれていると、神罰が下されるでしょう。