宇宙はある意味で想念でできています。想念とは思いであり、意志であり、そしてエネルギーでもあるのです。はるか昔から、多くの人類と同じような生命体がさまざまな思いをしてきたのですが、その思いがエネルギー体となって宇宙空間にただよっているのです。その思いは無限にあり、さまざまな世界を創り出すのです。
つまり、私たちが思うことが現実化していくためには、宇宙空間にただよっている「同じような思い」とつながることが必要なのです。そのためには、宇宙空間の思いを引き寄せなければなりません。その方法が「〇〇を受け取りました」と声を出して言うのです。たとえば、幸せになりたいと思ったら「幸せを受け取りました」と、病気を治したいと思ったら「病気を受け取りました」と、お金に困らないようになりたいと思ったら「お金を受け取りました」と、好きな人といっしょになりたいと思ったら「好きな人を受け取りました」と言うのです。なぜ「受け取りました」と言うと、現実化していくのか、私たちが見ている世界はすべてがエネルギー体である波動でできています。言葉も一種のエネルギーであり、波動なのです。言葉を発すると、その言葉がエネルギー体となって宇宙空間にただよっている同じような思いと結びついて、引き寄せるのです。「受け取りました」と言うことで引き寄せることになるのです。引き寄せられたエネルギー体が現実を作っていくのです。
ただ、なんでも現実化するわけではありません。明らかな私利私欲やネガティブなこと、さらには人に対して害をなすようなことは現実化しません。なぜなら、基本的にはワクワクすることや楽しくなることを現実化することが宇宙の法則になっているからです。この宇宙を創造した存在が、より宇宙が成長するためにこのような法則を創ったのです。しかし、この法則のことをほとんどの人が知りません。願い事を叶えるためには、それなりの努力と忍耐力が必要だと信じています。なぜこのように信じるようになったのか、昔は願い事を叶えるために、神仏に懸命に祈ったものです。特に宗教ではそのようにすることを常としてきました。宗教は人が作ったもので、一部の人が多くの人をある意味で支配するために作ったのです。そのため、多くの信者に集まってもらえるように、何度も願うことが大切であることを教え込んでいったのです。今でもその風潮は残っていて、願をかけたり、願い事を叶えてもらうために何度も神社や寺に詣でることをするのです。
宇宙の法則はいたってシンプルで、自分の願い事を受け取りましたと言うと、その言葉がエネルギーとなって、宇宙空間にただよっている同じような願い事とつながって引き寄せてきて、現実化していくのです。たくさん言えば言うほど現実化していくことも多くなるのです。運が強い人はそのことを知らなくても、結果的にそのようなことをしているのです。あまり努力をしなくても、ラッキーなことがよくある人は楽天的で、いつも幸せだなと言っています。幸せであることをいつも口に出して言っているため、ラッキーなことがどんどん舞い込むようになっているのです。逆に、不安なことやネガティブなことをいつも口に出して言っている人は、不安になることが多く舞い込んでくるのです。まさに、言ったことが良くも悪くも現実化していくのです。思ってしまうことは仕方ありませんが、ネガティブなことは口に出して言わない方がいいのです。
再度、「〇〇を受け取りました」と言うと、なぜ現実化するのかを説明します。波動はエネルギーであり、物体でもあります。水が固体や液体、そして気体に変化できるのと同じように、すべての物質も同じようなことができるのです。しかし、人の体や動物、車や飛行機、樹木や虫などあらゆる物質は原子からできていますが、原子は素粒子と呼ばれる最小の物質からでています。この素粒子は、エネルギーの状態であったり、物質の状態であったりするのです。水が氷や水蒸気になるのと同じ性質を持っているのです。しかし、車や飛行機が通常水のようにならないのは、それを見ている人が車や飛行機だと認識して見ているからです。人の意識が一種のエネルギーとなって、その物体の形が変わらないようにしているのです。逆の言い方をすれば、車を猫だと思って信じ切って見れば、猫になるのです。しかし、実際には信じ切って見ることはできないので、車は車としか見えないのです。水は、特別な物質なので自由に形を変えることができるのです。
宇宙空間にはさまざまな意志がエネルギー体、つまり波動として存在していて、人が願うことを口に出して「受け取りました」と言うと、それに応じた波動とつながってそれを引き寄せて現実化していくのです。波動は距離や時間に関係なく、どんなに遠くに離れていても瞬時につながり、引き寄せられて現実化していくのです。しかし、すでにお伝えしたように、基本的にはワクワクしながら、楽しみながらでないと現実化しないのです。悲痛な思いや苦しい思いで言っても引き寄せることはできないのです。まさに「苦しい時の神頼み」では現実化しないのです。なぜワクワクや楽しい思いをしないと現実化しないのか、楽しい思いは波長がとても高く、逆に苦しい思いは波長が低いため、波長が低いと宇宙空間の波動とつながりにくくなってしまうのです。スマホなどの電波が山奥や外洋に行くとつながりにくくなってしまうのと同じなのです。しかし、苦しい時ほど願いを叶えてもらいたいと思うのが人情と言うものです。
苦しい時、辛い時に宇宙空間の波動とつながるにはどうしたらいいのか、そのような時は「〇〇を受け取りました」ではなく、「〇〇を和合しました」と言うのです。和合とはまさに一つになること、辛くて苦しい時は楽しい気分にはなれないので和合、つまり一つになることを宣言するのです。一つになると言うことは、辛いことや苦しいことを受け入れて、同化していくのです。辛い時や苦しい時はどうしてもその状態から少しでも抜け出したいと強く思ってしまいますが、抜け出したいと強く思うほど返ってその状況は悪化していきます。なぜなら、そのような状況下では、思いの波長が低いためネガティブな波長とつながりやすくなり、波長の低い波動を引き寄せてしまうのです。そのような時は受け取るのではなく、和合することで低い波長の波動を高い波長の波動で中和させて高い波長の波動に変えていくのです。たとえば、深刻なガンを患っている人は、「ガンを和合しました」と何度も言うのです。そのことでガンがなくなっていく波動を引き寄せて現実化していくのです。よく「ガンと闘う」と言う人がいますが、闘って勝つ人はほとんどいません。
このようなことが公開されるのは初めてのことなのです。すでに「引き寄せの法則」などが言われてきましたが、その真実はあまりわかっていませんでした。すべては波動であり、エネルギーなのです。いかに波長の高い波動を受け取るかが大きなポイントとなるのです。そのためには、いつもワクワクすることや楽しくなることを考えていくことが必要なのです。自分が楽しむことを考えるよりも、他の人に喜んでもらえることを考えることでワクワクしたり、楽しむことの方がより高い波長の波動とつながることができるのです。まさにこれからの時代の生き方でもあるのです。


