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歴史の真実シリーズ

歴史の真実シリーズ 太古の日本2

19年08月26日

はるか昔、縄文時代は狩猟的な生活をしていたと、私たちは学校で教えられてきました。確かにこの頃は稲作は行われていませんでしたが、木の実や自然に生えている植物、さらには貝や魚、そしていくらかの動物を取ることで十分に食料を自給出来ていたのです。

 

東北の三内丸山遺跡からいろいろなことがわかってきましたが、基本的には一つの村を形成し、植物の栽培から木造建築、そして陶器の製作まで村の中で行われていました。そして村の長によって互いに助け合いながら共同生活をしていくことを、うながされていたようです。基本的には今の時代と変わらなかったのです。物質面で違うだけだったのです。

 

今のような機械や道具はなかったので、すべ人の力でやるためには、互いに協力するしかなかったのです。

当時はすでに3階建てに匹敵する建物も作っていました。これだけの物を作るには、かなりの人手を必要とし、さらにチームワークがしっかり取れていないとできなかったはずです。互いに協力するためには、やはり人に対する思いやりがなければできません。ヨーロッパや中国では、当時は奴隷や強制就労によって建物は作られたので、和すると言う考えはありませんでした。

この点が大きな違いなのです。日本人の本質は、人と協力して生きていくことにあるのです。いくら物が豊かになっても、人とのふれ合いがなければ人は生きていけません。今の常識の主流は、自分さえよければよいという所に問題があるのです。

 

和するとは、人のことを思いやり慈しむことです。

今の日本人に一番欠けているものなのです。そのことが多くのストレスの元になっていることを、一人一人が自覚しなければなりません。私利私欲にとらわれていくとストレスは大きくなり、結果的に病気になるのです。病気の本質を十分に理解してください。薬や手術では根本的に病気を治すことはできません。

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