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道しるべ通信 増刊号1【コロナの逆襲】

21年05月31日

日本でもやっとワクチン接種が本格的に始まりました。アメリカや一部の国ではすでに50%以上の人が接種しています。しかし、ワクチンを多くの人に接種するとどの国でもその2~3週間後に感染者が異常に多くなっています。その原因はワクチン接種によってコロナが変異するからです。コロナも生き残るために形を変えるのです。

 

最近になって変異株が急激に増えています。コロナだけでなくウイルス自体は元々変異しやすい性質を持っています。インフルエンザも毎年変異するので、ワクチンも毎回変えるのです。コロナウイルスは特に変異するスピードが速く、それに輪をかけているのがワクチンなのです。少し前まではイギリス型、南アフリカ型、そしてブラジル型が急速に広がりました。この三つの国では、アストラゼネカ社が他の国よりも先行してワクチンを接種したのです。ワクチンの効き目と副作用を調べるための治験を行ったのです。その結果、コロナウイルスも生き残るためにワクチンが効かないように変異したのです。そして今広がり始めているのがインド型です。インドでもワクチン接種が拡大したため変異株が現れ、感染が一気に広まったのです。アメリカやイギリス、イスラエルでも同じような現象が生じ、その後少しずつ落ちついてきているのです。

 

日本でもやっとワクチン接種が勢力的に行われるようになりました。おそらくあと1ケ月もすれば人口の2~3割の人に接種が行われます。そうすると変異株が出現して一気に感染が広がる可能性が出てきます。変異株は感染力と毒性がより強くなっているので、今まで以上に感染する人が出てくるでしょう。そして重症化する人も。今現在でも、すでに大都市の集中治療室は満床に近い状態なのに感染者が一気に増えれば、まったくもって対応することができなくなってしまいます。そのため多くの人の命が失われることになります。決して怖がらせるために言っているのではありません。インドやアメリカ、ブラジルなどの国を例にして見てきたことから伝えているのです。日本の医療は世界的にも高水準のレベルにありますが、医療システムが今のような感染者の急増に対して対応できない状態にあるため、どうすることもできないのです。国のトップがこのような緊急時にすばやく動くことができない所に一番の問題があるのです。それは江戸時代から続いている日本の悪癖でもあるのです。

 

7月になればオリンピックの開催がより叫ばれるようになりますが、コロナ感染者の激増でオリンピックどころではなくなっているでしょう。それでも開こうとする首相の姿勢に多くの国民がパッシングを強め、いよいよ国民から見放されることになるでしょう。そのことで首相は辞任に追い込まれるでしょう。ただ、オリンピックは形式的にも行われるでしょうがその内容は惨憺たるものとなり、後世に史上最悪のオリンピックと語り継がれるでしょう。そして、多くの外国人がやってくることでコロナをさらに拡大させることになるでしょう。さまざまなコロナの変異株が持ち込まれ、さらなる強力な変異株が生まれる可能性があるからです。それはオリンピックが終わってから1~2ケ月後に発生してくるでしょう。10月から年末にかけて、それは冬であり本来コロナウイルスが一番繁殖しやすい季節でもあるのです。

 

ワクチン接種によって感染が拡大することが予測される以上、それに対してどのように対応すればよいのか、それは個々の免疫力を上げることしかないのです。別紙の資料にあるように、コロナが感染し始めてから日本人の人口に対する感染者数は、他の国とくらべて10倍から100倍少ない状態が推移しています。その要因となるのが食習慣にあるのです。これだけの発酵食品と海藻類、そしてキノコ類を食べる人種はまずもって日本人しかいません。これらの食材に含まれているある種の糖類が腸内のある特定の細菌を活性化し、その細菌が免疫細胞を活性化してくれるのです。したがって毎日しっかりと和の発酵食品や海藻類、キノコ類を食べることがコロナの感染を防ぐことにつながっていくのです。唯一の方法であり、最大の方法でもあるのです。

 

そしてもう一つ免疫力を上げる方法が体を良く動かし、日光によく当たり、さらに人のために考え動くことなのです。不安をかかえ、自分のことばかり考えて部屋に閉じこもってばかりいては免疫力は下がるばかりです。まったく家から一歩も出ない生活はできません。食料や生活費必需品を買うために外出します。また学校や仕事にもある程度は行かなければなりません。いくらマスクをして気をつけていても、どこで感染するかはわからないので、たとえ感染しても体の免疫細胞を活発な状態にしておけば体内に侵入して来たウイルスをすぐに撃退してくれるので、過剰な心配をする必要はないのです。コロナウイルスは空気からも感染します。人ごみや電車、バスなどではたえず体内に入ってくることは当たり前だと思って下さい。よほどのマスクでない限り、侵入を防ウぐことはできないのです。

 

コロナの毒性を出すスパイクタンパク質は、人の汗や呼気からも放出されます。正確にはスパイクタンパク質をつくるための設計図である遺伝子のマイクロRNAが一種の泡のような成分に包まれて体から出てくるのです。それが呼吸によって体内に入ってくると、人の体で増産されてコロナウイルスに感染したのと同様の症状が出てくるのです。ワクチンを接種した人からは大量に放出されます。そのためアメリカなどではワクチンを接種した人のそばで生活をいっしょにしていると、体調をくずす人が出始めています。もちろん接種した人も。今まで考えられなかったことが起こり始めているのです。しかし、このような現象は他のウイルスでも起こっていたようで、最近になってわかってきたのです。ウイルスはとても巧妙に人の体に入ってくるのです。

 

ワクチンを接種した人は、これから生じるであろう副作用について十分に認識しておく必要があります。すべての人に副作用が出るわけではありませんが、その可能性は大きいでしょう。まず一番出やすいのが血管障害です。血管に炎症が生じて血栓が生じやすくなり、脳梗塞や心筋梗塞は発症しやすくなります。これは薬物で対応できるので、異変を感じたらただちに救急車を呼ぶようにして下さい。次に味覚や臭覚の障害です。ウイルスの一部が脳内に入り込み、神経細胞をこわしてしまうのです。一度こわれた細胞は元には戻りませんが、それ以上脳の神経細胞が破壊されないようにするために、中和剤である梅干を毎日数個食べるようにして下さい。梅干に含まれている天然のクエン酸がスパイクタンパク質を中和してくれるのです。もちろんワクチンを打っていない人も常食するとよいでしょう。そして長い時間をかけて発症してくるのが、免疫異常です。リウマチなどの膠原病やアトピー性皮膚炎などのアレルギー性疾患が生じやすくなるでしょう。それについてはまた改めてお伝えします。さらに一番問題となるのが女性の不妊症です。これについても改めてお伝えします。まずは、早い段階で生じるであろう副作用の対応をお伝えしました。副作用はすべての人に生じるわけではありませんが、知っておくことがとても大切なことです。

 

 

 

 

 

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