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新時代通信No215【魂の誕生35】

22年04月22日

この通信は「魂の誕生」をお伝えします。魂がどのように誕生して、どのように成長し、そして最終的にはどのようになって行くのかをお伝えしてきました。一つの魂が誕生して、神の元に帰るにはおよそ10億年の歳月がかかるのです。そして神の元に帰ることができるのはわずか1億に一つなのです。残りは宇宙のもくずとなっているのです。

 

地球に転生してきた魂はある意味で最後の機会を与えられているのです。つまり、他の星で何度も転生し、地球である程度のレベルまで成長できるかどうかで、その存在の有無が決められるのです。地球にやってきた多くの魂は、実は落第生が多いのです。他の星で何度も転生しているのに一向に成長しない魂が、ラストチャンスとして地球にやってきているのです。ここである程度成長ができなければ、後がないのです。まさしく宇宙のもくずとなってしまうのです。残念ながら多くの魂はそのことを知りません。それどころかまた生まれ変われると思っているのです。その甘い考えを打ち砕くためにさまざまな試練が与えられているのです。そして、ラストチャンスを生かせるようにこのような通信を発信させていただいているのです。この通信のNo.181からNo.216は、この地球をお創りになられた神々の一柱である「天之常立の大神」様から伝えられているものを書いているのです。この神様は特に魂の成長に深く関わっていて、アセンションができる人を一人でも多くするためにこのような内容を伝えていただいているのです。

 

天之常立の大神様はとても慈悲深いところがあるのですがその反面、いつまでも変わらない人には容赦はありません。2000年も前からさまざまな形で魂が成長するように諭してきたのですが、それでも変わらないのであれば魂自体を消滅させることを決めていらっしゃいます。それがこれから始まろうとしているのです。さまざまな自然災害を引き起こし、目覚める機会を与えていただいているにもかかわらず、いつまでも我欲にとらわれているのであれば消滅させるしかないのです。この神様と同じように地球をお創りになった「国之常立の大神」様が、多くの龍神を使って自然災害を引き起こしているのです。この神様方が今、御力を出し合って地球を大きく変えようとしているのです。他にも多くの神様が働きかけているのですが、この神様方が中心になっているのです。天之常立の大神様はさらに上の神様からの御指図に従っているのですが、一人でも多くの魂を救いたいとの思いで私たちに助け舟を出してくださっているのです。

 

助け舟とは、この神様の化身である千手観音菩薩様をこの世に多く遣わしてくれているのです。千手観音菩薩様はその多くの手で、あらゆる人々を救済してくれるのです。しかし、ある程度の信仰心と明るさがないといけないのです。だれでも救済してくれるわけではないのです。信仰心とは神仏を信じ、日々感謝を伝えることです。明るさとはどんな状況下でもあきらめることなく、希望を持って生きていくことです。このようなことができる人を救済してくれるのです。神仏の存在を否定し、マイナスな思いを強く持っている人は残念ながら救いようがないのです。救済するとは、より希望が持てるようになることです。どのような状況下でも、前向きになれる心を持てるようにしてくださるのです。
千手観音菩薩様以外にも薬師如来様も多くの人を救済するために遣わされています。薬師如来様はたんに病を治してくださるだけでなく、魂にこびりついたカルマを落としてくれます。やはり神仏を信じ、前向きな人を。これらの仏様は今、多くの人を救済するためにとても忙しくしておられます。しかし、時には人の心を温かくすることもされています。その一つがおだやかな気持ちにさせてくれる人との出会いを作ってくれるのです。たとえば通りすがりに気持ちの良い挨拶をしてくれる人と出会うとか、旅先で見知らぬ人から親切にされるとか、さらには忙しい時にさりげなく手伝ってくれる人が現れたりとか、さまざまな形で心が和むようにしてくれているのです。それも仏様のお役目でもあるのです。心が温まることに出合った時は、仏様の力が働いていることに感謝するとよいでしょう。

 

魂が誕生して長い間いくつもの星を転生し、そして神の元に帰っていくことを帰去来(ききょらい)と言います。中国のことわざで、官職を辞めて古郷に帰ることを言っているのですが、実は魂が神の元に帰ることを言っているのです。長い役目を終えて、故郷である神の元に帰ることができることを表しているのです。中国の漢詩で使われた言葉ですが、それを北原白秋が引用し、さらに最近では歌手のさだまさしが引用しました。いずれもなつかしい故郷に帰ることを表しているのです。私も実は転生するのもこれが最後となりそうです。この人生を終えるとどうやら神の元に帰るようです。うれしいのやら悲しいのやら、よくわかりませんが、「帰去来」なる言葉が無性に心に響くのはそのためなのかもしれません。

 

神の元に帰るとその魂の自我はなくなっていき、神と一つになるのです。長い間転生して経験してきたことの記憶をすべて神に伝えるのです。そしてその記憶は神の記憶として新たな魂を生み出すための糧となるのです。そのことを神は何度もくり返すことでより神に近い魂を生み出していくのです。それは神が自らの分身を増やしていくことで、新たな宇宙を創り出していくことになるのです。新たな神が新たな宇宙を創り出すことが大元の神の役目なのです。そのために私たちの魂は存在しているのです。このことが宇宙の原理であり、根本なのです。宇宙の成り立ちを解明するには、魂の存在抜きでは語ることはできないのです。魂の存在があってこそ宇宙は創られていくのです。そのことを私たちは真摯に受け止めなければなりません。

 

魂についてさまざまな角度からお伝えしてきました。このシリーズも残りわずかとなってきましたが、人が生まれてまた新たに生まれ変わることを多くの人は信じています。しかし、魂の存在については今一つ信じる人は少ないようです。転生を信じているのに魂の存在は信じないのはおかしなことです。魂が存在するから転生するのですから、やはり魂の存在をしっかりと信じる必要があるのです。目に見えないから存在しないのではなく、見えなくても存在していることをしっかりと認識してください。それは神仏も同じです。さらには邪気や霊もです。私たちが見ることができる世界はごく一部だけなのです。いつまでも狭い世界にとらわれていると、取り返しがつかなくなります。見えなくても存在するものがあることをしっかりと認識してください。

 

このシリーズは本来、2022年の3月中に書き上げる予定でしたが、1年にわたる強行軍をしてきたため体が悲鳴をあげてしまい、2週間ほど書けなくなってしまいました。その後少しずつ書けるようになってきましたが、未だ本調子ではないため大幅に遅れてしまいました。ほぼ、体調は戻りつつあるので、次のシリーズからは今までと同じようなペースでお伝えすることでできるでしょう。

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