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ガイア通信No20【ウシ】

23年03月10日

牛は私たちの生活には欠かせない動物です。食用として、また生乳は牛乳やチーズ、バーターなどになり、皮は服や靴にバッグとなります。さらに、牛の糞は作物の肥料となり、胆石は貴重な漢方薬の原料にもなるのです。余すことなくすべてを利用することができる動物なのです。その牛が今、大きく変わろうとしています。

 

牛ほど人に利用される動物はいません。豚や鶏も同じように利用されていますが、牛ほどではありません。牛は人間が生きていくために、さまざまな活用ができるように宇宙人によって創られたのです。本来、人間は肉をさほど食べなくてもよいように創られているのですが、オリオンの宇宙人によって肉食を好むように創り替えられてしまったのです。そこで、他の宇宙人が人間に都合のよい牛を創り出すことで、他の動物を絶滅させないようにしたのです。マンモスはある意味で人間によって絶滅したのです。人間が集団でマンモスを狩猟したため、数が激減し、氷河期と重なって絶滅したのです。他にも多くの動物を人間は絶滅させてきました。その多くが食べるために。それを憂いた宇宙人が牛を作り出して、他の動物の絶滅を防いだのです。

 

牛は元々、農耕用として使われてきました。性格がおとなしいので、扱いやすかったのです。馬もさまざまな形で人の生活に役立っていますが、気性が荒いところもあるため、牛が主に使われるようになったのです。牧畜業が行われるようになったのは、およそ1万年前からだと言われていますが、実際にはさらに数万年前から行われていたのです。農耕用としてではなく、荷物の運搬や高貴な人の乗り物としても使われていました。本格的な牧畜が行われるようになったのは、5000年前からなのです。そして現在は、多くの牛が狭い牛舎に閉じ込められて生乳を作り出したり、食肉用として育てられているのです。オーストラリアやアメリカ、ヨーロッパなどは国土が広いため、放牧されていますが、日本は狭い牛舎で飼育されています。そのため、病気になりやすいため、さまざまな薬を投与しているのです。

 

今から30年以上前に流行した狂牛病は、牛の骨粉を同じ牛のエサとして食べさせたことが発端となりました。通常、牛は草しか食べませんが、人為的に肥らせたり、生乳の出をよくするためにトウモロコシや骨粉を食べさせていたのです。現在もトウモロコシを食べさせますが、うまく消化ができないため、胃や腸内で異常発酵を起こすため、抗生物質を飲ませているのです。その結果、O157のような病原性のある大腸菌が出現しやすくなっているのです。また、最近では成長を早くさせるためにホルモン剤を投与することがアメリカなどで行われています。わずかながらも精肉に残留していることがあり、長期に食べていると乳ガンや子宮ガンを引き起こすことがわかっています。そのため、ヨーロッパはアメリカからの牛肉の輸入を禁止しているのです。

 

牛は人の手によってさまざまな形に変えられてきました。生き物でありながら、人間のためにある意味での非道徳的な行いがなされているのです。このようなことが続くと、第二の狂牛病や難病が発症するかもしれません。おそらく、すでにそれは発症していると思われます。
牛は本来、人間に役立つために創られたのですが、あまりにも人間の都合のよいように作り替えてきたため、牛の遺伝子は反乱を起こそうとしているのです。多くの生き物の遺伝子にある、自爆遺伝子が作動しようとしているのです。どの生き物の遺伝子にもこの遺伝子は組み込まれているのです。無秩序に増えすぎた時や、その生き物の役目が終えた時に、自動的に作動してその生き物は死滅していくのです。つまり、細胞分裂が止まるようにさせるのです。アポトーシス、つまり細胞が自らその命を絶つ遺伝子なのです。この遺伝子がいよいよ作動しようとしています。すべての牛がそうなるわけではありません。自然な状態で放牧されて育てられている牛では起こりません。薬の投与や通常食べないエサを食べさせられている牛で起こるのです。したがって、日本の多くの酪農家は廃業していくことになるでしょう。

 

今まで当たり前のようにあった牛乳やチーズ、バターにクリームは姿を消していくのです。ヨーロッパやアメリカも同じような現象が起こるため、輸入もできなくなるでしょう。オーストラリアやニュージーランド、ブラジルなどでは自然な状態で飼育しているので、いなくなることはないのです。おそらくこのようなことが豚や鶏でも起こるようになるでしょう。このことは別紙で詳しくお伝えします。いずれにしても、牛が激減するとあらゆる業種に影響がでてきます。牛丼店や焼き肉店、フレンチレストランなどの飲食店は大打撃を受けるでしょう。さらにケーキや洋菓子、アイスクリームにさまざまなお菓子なども。そして粉ミルクや牛皮製品も。他にもさまざまな業種が姿を消していくことでしょう。

 

牛乳は本来、子牛が飲む物であって人が飲む物ではないのです。牛乳に含まれているカゼインと言うタンパク質を人はうまく消化することができません。そのため、牛乳を飲むと下痢をする人がいるのです。特に日本人は牛乳を常時飲むようになったのは戦後からなので、カゼインを十分に消化することができないのです。さらに、牛乳には微量ながらも加熱殺菌で生じた変性タンパク質が含まれているため、ガンを誘発する可能性を持っているのです。小学校の給食で牛乳を出すのは、そろそろ終わりにしなければならないのです。

 

人間が生きていくためには家畜は必要ですが、生き物を人の手でいろいろと作り変えてしまうのは、神に対する冒涜となるのです。家畜だけでなく、養殖魚や遺伝子組み換え作物、さらには最近話題になっているゲノム編集食品も神に対する冒涜なのです。このようなことがいつまでも続くわけはありません。おそらく、これから数年間で、これらの物は自滅していくことでしょう。そして、人の人工授精や臓器移植も同様で、すでに人工授精で生まれた人や、臓器移植をした人はこれからさまざまな病気を発症するかもしれません。もちろん、人工授精によって生まれた人には何の罪もないのですが、人の手が関わったことで何かしらの弊害が出るかもしれないのです。生命の営みはまだまだわからないことが多くあるのです。

 

現在、生乳が過剰で何トンも廃棄されています。このような状態に対してJAも政府も何ら適切な対応をしていないのです。このままこのような状態が続くと、多くの酪農家が倒産していきます。その結果、生乳は不足し、さまざまな業界に多大な影響を与えることになるのです。おそらく、この夏からその影響が出てくるでしょう。一時はバターが足らないから、乳牛を増やせと酪農家に借金をさせて乳牛を増やしたのですが、今度は過剰だから乳牛を殺せとJAや政府は言っています。このような愚かなことを言っている政府に、国の食糧を安定供給していく能力はないのです。やはりこれからは自給自足なのです。

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