漢方コラム

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症状別対処法

眠りを妨げる要因そして安眠方法

19年08月21日

1) いつも何かを気にして、片時も忘れることができない人。
2) イライラしていつも不満やグチをこぼしている人。
3) 日中、いつもテレビばかり見て、時々うたた寝をする人。
4) 早く寝る割にはしっかり寝た気がせず、日中もぼーっとしやすい人。
5) 朝起きるのが遅く、朝日を見ることがあまりない人。
6) 1日中テレビやパソコン、スマホなどを見ている人。
7) 加工食品やインスタント食品が多く、野菜やキノコ類が少ない人。
8) 夜に多くの物を食べてしまう人。
9) 1日7時間以上寝なければならないと思い込んでいる人。

 

上記の項目で5項目以上該当する人は、不眠になりやすく、深い眠りにつくことができません。

不眠で悩んでいる人はとても多くいます。そして多くの人が睡眠剤や安定剤を飲んでいます。

しかし、これらの薬で十分な深い眠りにつくことはできません。

なぜなら深い眠りは脳の根幹に関わる所なので、この部分に薬を作用させると呼吸が止まってしまうからです。

薬に頼らない睡眠をいかにつくるかを考える必要があります。

 

睡眠は日中の活動量に比例します。日中の活動量が少ないと、しっかり眠ることができません。

それは日中の活動時にセロトニンというホルモンがつくられるからです。

特に朝から昼までの間に。この時間帯にしっかり体を動かすと、セロトニンがしっかりつくられるのです。

逆にしっかり体を動かさなければ、セロトニンはしっかりつくられません。

このセロトニンが睡眠ホルモンであるメラトニンの原料になるのです。

メラトニンがしっかりつくられないと十分に寝ることができないのです。

 

まずは早起きして朝日を浴びて、午前中はしっかりと体を動かすこと。

そしてテレビやパソコン、スマホは長時間見ないこと。電磁波は脳を必要以上に興奮させるのです。

 

また、野菜などに含まれているミネラルはメラトニンをつくるのに必要な栄養素となります。

漢方では気持ちを落ち着かせる救心感応丸氣(きゅうしんかんおうがんき)を不眠に使います。

すぐれた鎮静作用が深い眠りに導いてくれます。

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