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医食の真実シリーズ

医食の真実シリーズ 食の未来

19年08月26日

これからの農業は、自然農法と水耕農法が主流になっていくでしょう。今の農法は種を化学的に処理して、見た目をよくし、除草剤や殺虫剤に抵抗性を持たせ、さらに種を売るために子孫を残すことができないようにしてあるのです。

そのため作物全体の生命力は低下し、最終的には自滅していくのです。つまり、除草剤や殺虫剤が効かなくなる雑草や害虫が発生して、正常に生育できなくなるからです。すでにその兆候は出始めています。

 

自然な状態で育つ作物がいかに私たちの体に良いものであるかを、実感する時が来たようです。しかし、まだ自然農法を行う農家は少ないので、市場に出回ることはありません。

その期間、つまり自然農法がある程度普及するためのつなぎとして、水耕栽培が必要となってきます。雑草や害虫の心配もなく、安定した収穫ができます。またコストも安くできるようになるので、早く普及していくでしょう。そしてさらには、米や麦、大豆も作られるようになるでしょう。

 

農業は今、人手不足で悲鳴をあげています。いくら外国人労働者を受け入れても足りません。これからは引きこもりやニートの人たちをいかに社会に出して働くようにさせるかが、大きな課題となります。

自然とふれ合うことで心が癒され、働くことの喜びを味合うようになるきっかけが自然農法になるでしょう。大量生産と効率化ばかりを優先させる今の農業ではムリです。自然農法だからこそ心が開いていくのです。化学肥料も除草剤も殺虫剤も使わない、ただ自然の営みをしっかり手伝うただの農法は、きっとこれからの社会に定着していくでしょう。

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