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新時代通信No148【人類の誕生4】

21年12月06日

この通信は人類の誕生をお伝えします。人の体にはいろいろなエネルギー体がまとっていることをお伝えしていますが、これらのエネルギー体がないと肉体と魂はいっしょになることができないのです。肉体は魂の入れ物なので、魂がなければ単なる人形にしかすぎません。魂が入ることで人になるのです。

 

アストラル体の爆走を制御するエネルギー体がメンタル体です。メンタル体は人が生きていく上で必要な強い意志、信念を作り出す働きをしています。自然災害や火事などに遭遇した時、何としても生き残るためには強い意志が必要です。どんな状況下でもあきらめることなく、最後まで生き抜く心を維持してくれるのがメンタル体です。人が山で遭難した時に生死を分けるのは、生き抜く強い心です。どんなことがあって生きる心を持っていれば、たとえ1週間何も食べなくても生きていられるのです。逆に、絶望してしまうと食べ物があっても死んでしまうのです。それはメンタル体の強さによるものなのです。メンタル体が弱くなるとアストラル体が暴走し、魂を包んだまま肉体から離れてしまうのです。人は恐怖やショックを強く受けると、気が動転します。まさしくこの気がアストラル体なのです。そしてショックが強いと一時的に気を失ってしまいます。この時、アストラル体は魂を包んだまま、一時的に体から遊離しているのです。およそ1メートル以内に。しばらくするとまた戻るので意識が戻るのです。

 

しかし、山でなどで遭難して絶望してしまうと、魂を包んだアストラル体は体から完全に離れてしまうのです。それが死となるのです。絶望はアストラル体を爆走させてしまうのです。しかし、メンタル体が強く働くとその爆走をくいとめてくれるのです。そのちがいはどのようにして生じるのか、それは普段の鍛錬によってちがってくるのです。苦しい思いを何度もしていると、メンタル体は強くなっていきます。スポーツや武道、さらには山登りや厳しい修行をしているとメンタル体が鍛えられて強くなっていくのです。逆に、お嬢様育ちのような人はメンタル体が弱いのでちょっとしたことで気を失ったり、病気になったりすると絶望して死んでしまうことがあるのです。メンタル体はある程度鍛えないと強くなりません。美人薄命と言うのは奇麗な人は小さい頃から周りの人にちやほやされるため、あまり苦労をしないのでメンタル体が弱く、少しのことで絶望しやすくなるために早死にすると言う意味なのです。小さい頃からある程度は苦しいことや辛いことを体験しないといけないのです。

 

メンタル体が逆に強くなりすぎると人は自らの命をかけてでも事をなそうとします。昔の武士は己の本分を通すために、時には自害することもありました。先の大戦では、多くの兵士が自害しました。つまり、自分の意志を貫くためには命も惜しくないと思えるようになるのです。先の大戦や昔の武士は、ある意味でそのように教育されてきた面はありますが、メンタル体も強すぎれば身を滅ぼし、弱くても絶望して死んでしまうところがあるのです。そのバランスがとても難しいのです。そのバランスを取ってくれるのがもう一つのエネルギー体であるコーザル体なのです。コーザル体はメンタル体をさらにおおっています。このエネルギーは人が生きていくための本質を担っています。その本質とは、ただ生きることを貫くことです。
コーザル体は人が生きる本能的な役目を保っています。人は本能的に危険なことを避けようとします。たとえば崖を避けるとか、雷が鳴ったらかがむとか、大雨で川が氾濫しそうになったら高台に避難するとか、身の危険を感じると守ろうとする力は、コーザル体が働いているのです。そして、身の危険だけでなく、敵意を持っている人から遠ざかるとか、精神的に苦しむ状態を回避させるとか、さらには辛いと感じることから遠ざかるとかさせるのです。心と身の安全を守る役目をしているのです。しかし、最近このコーザル体が十分に機能していない人が増えています。そのため、自殺をしたり安易な行動をして命を亡くす人が増えています。なぜかと言えば、コーザル体は幼少期にさまざまな体験をすることで養われていきます。実体験することで痛い思いをしたり、怖い思いをすることで成長して行くのです。しかし、今の子供はゲームやテレビに夢中で実体験することが少なくなっているため、コーザル体が十分に育っていないのです。そのため、危険を察知する力が弱く、また命の尊さを認識する力も弱いためいやなことがあると簡単に自殺したり、また反対に人を簡単に殺してしまうのです。

 

コーザル体はさらに別の働きをしています。人が亡くなると魂はアストラル体に包まれて霊界に上っていきます。霊界にたどり着くとアストラル体は消えていきます。その代わり、コーザル体が霊界で魂を守るために包み込みます。コーザル体によって魂はその存在を自覚することができるのです。前にもお伝えしましたが、魂には感情がありません。そのため霊界での修業をするにはある程度の感情が必要です。アストラル体では感情が強すぎるので、最低限の感情を持たせるためにコーザル体が包み込むのです。霊界での幾多の修行を経ることで少しずつ上に上って行くと、仏界に近づいていきます。仏界に入るためには、コーザル体を脱ぎ捨ててさらに次元の高いエネルギー体が魂を包み込みます。それがケシ体です。通常の人にはケシ体はついていません。なぜなら、ある程度の人格が作られていないとケシ体はつかないのです。修業を積んだ高僧や悟りを開いた人、人の幸せを第一に考え自分のことは二の次にする人などにつきます。いわゆる生き仏のような人に。さらに仏界の上の神界に入る時には、やはりケシ体を脱ぎ捨ててさらに高い次元のエネルギー体である、チョアド体が魂を包み込みます。

 

チョアド体に包まれた魂はまさに天国いる状態になるのです。すべてが光り輝き、そして幸福感を感じ、無欲になるのです。生きている人がこのような状態になることはまれで、唯一麻薬やマリファナによって疑似体験ができるのです。そのため、これらの薬に一度でも手を出すとやめられなくなるのです。ケシ体から先はありません。すべてのエネルギー体が魂から離れると、無意識な状態になるのです。自我というものがなくなり、いわゆる集合意識体の一部になるのです。集合意識体はいくつもの魂が集まってできていて、個々の認識はありません。まさしく大河の一滴となるのです。この中に一度入るとしばらくは出ることはできません。およそ1億年から2億年は出ることはできません。その間、さまざまな体験を共有して情報を蓄積していき、次に生まれてくる時のために準備をするのです。この集合意識体は地上から20キロメートルの所にあり、いつも地球の周りを回っているのです。そして、生きている人の意識とつながり、無意識に情報をやり取りしているのです。つまり、多くの人が戦争が起こると思えば、それをそうでないと思っている人に伝え、より戦争が起こると思うようにさせていくのです。逆に、多くの人が幸せだと思えばそう思っていない人も幸せを感じ取れるようになるのです。百一匹目の猿の話はまさに集合意識体が存在している証拠なのです。戦争も平和も人の思いで実現されていくのです。

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