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ガイア通信No9【植物】

23年02月20日

植物はおよそ5億年前頃から陸地に生息するようになったと言われています。それまで海の中で生息していた海藻類が、陸地にも生息するようになったのです。植物の遺伝子は、アンドロメダ銀河の比較的低次元の宇宙人によって創られたのですが、高次元の宇宙人によって精霊を生み出すように創りかえられたのです。

 

多くの植物は光合成によってさまざまな栄養素を作り出して、他の生き物のエサとなるように創られたのです。そして、もう一つ大きな役目を持っているのです。植物は栄養素の他に、精霊も創り出すことができるのです。精霊はある意味で一種のエネルギー体であり、生命体でもあるのです。通常の生命体とは異なって、その実体はなく、魂のような存在なのです。そして、ある種の意志を持っているのです。昔の人々はその存在を感じ取ることができたため、森や山を大切にしてきたのです。精霊は漢方で言うところの「氣」のような存在で、他の生き物の体内に入ると、活力を与えてくれるのです。多くの生き物の体は、単なる食べ物だけで動いているわけではないのです。「氣」なるエネルギーが主体となって動いているのです。食べ物は、体を作るための原料としての役目を果たしているだけなのです。まさしく、活力を与えてくれるのが「氣」であり、精霊なのです。

 

精霊は特に大きな樹木でたくさん作られます。樹齢が数百年以上になると、精霊が多く集まって神格化していくのです。神社などに祀られている御神木は、まさに神が宿っているのです。神にもさまざまな次元があるのですが、精霊が集まってできた神は、いわゆる氏神となるのです。その地域をいつも見守り、そしてそこに住むすべての生き物に活力を与えていくのです。しかし、多くの氏神は今、その役目を終えようとしています。なぜなら、多くの人が氏神を大切にしなくなったからです。特に都市部では、粗末な扱いを受けている場合が多く、多くの氏神は消滅しているのです。氏神は、人からの感謝と信仰によってその力を得ています。それがないと消滅してしまうのです。氏神がその力消滅してしまうと、さまざまな自然災害が発生しやすくなってしまうのです。ある意味で氏神はその地の守り神でもあるのです。

 

植物もある種の意志を持っています。トマトやキュウリに「ありがとう」と毎日声をかけてあげると、美味しくなると言われています。また、観葉植物に優しい言葉を毎日かけてあげると、生き生きしてきます。さらに、多くの手間をかけてあげるとたくさんの実や花をつけるようになるのです。多くの植物は他の生き物に食べられることを喜んでいます。しかし、人は多くの作物を無駄に廃棄しています。いわゆる食品ロスとして。このようなことが続くと、植物はその役目を果たさなくなっていくのです。特に野菜や果物、穀物などが。ましてや、遺伝子組み換えをすることで意志を持たなくなるため、精霊も作らなくなってしまうのです。精霊を含んでいないと、その作物を食べても元気が出てこないのです。そしてそのような作物ばかりを食べていると、病気にかかりやすくなってしまうのです。精霊を含んでいない作物は、ある意味で腐っているのです。そのような作物がどんどん増えているため、さまざまな病気が発症しているのです。このような状態が続けば、人類はいずれ亡びてしまうかもしれません。
植物もさまざまな種類があるのですが、大きく分けて種を作る物と、シダ類のような種を作らない物に分けられます。これらは別々の宇宙人によって創られたのです。地球に最初にやって来たのが、シダ類のような種を作らない植物で、海藻類としてスタートし、陸地に上って変化していったのです。種を作るためにはかなりの遺伝子が必要で、それを創るためにはかなりの時間を要したのです。シダ類は多くの生き物の食べ物になったのですが、栄養価は少なかったので高等生物を養うことはできませんでした。種を作る植物が増えるようになって、栄養価が高くなってきたため、高等生物が生み出されるようになったのです。高等生物とは、哺乳類や鳥類、そして人類なのです。これらの生き物の脳を作るためには、かなりの栄養価が高い食べ物が必要なのです。しかし、パンダなどは栄養価があまりない竹を主食にしいています。このような生き物は、腸内細菌が特殊で、竹をエサにしてさまざまな栄養素を作り出しているのです。

 

縄文杉などは、樹齢が千年を越えるものもあります。植物の中でも樹木は特別な存在で、中には五千年以上生きている物もあります。これらの樹木の遺伝子は、特別な遺伝子を持っていて、さまざまな力を発揮するように創られているのです。中国の雲南省の山岳地帯に自生する紅豆杉(コウトウスギ)は、岐阜の高山の一刀彫で有名なイチイの木の仲間なのですが、標高4000メートル以上に生息していて、平均樹齢は3000年以上と言われています。この樹木の樹皮から抗ガン剤が発見され、多くのガン患者に使われるようになりました。現在は化学的に合成されるようになったのですが、今でもこの樹木の樹皮は高貴薬として珍重されているのです。他にも、さまざまな恩恵を人々にもたらしているのです。

 

植物はさまざまな働きをしています。生き物の食べ物としてではなく、微生物やウイルスと共同して地球の環境を維持しているのです。人類は多くの樹木を伐採してきました。これ以上の伐採が進めば、地球の環境は維持できなくなってしまうのです。植物一つ一つに存在価値があるのです。人間が考えている世界観の数百倍の次元で、植物は活動しているのです。身近に生えている雑草もそれなりの存在価値があるのです。その価値を人は勝手に決めつけて、除草剤をまいたり、刈り取っているのです。自然との共生は、身近な雑草と共存していくことから始まるのです。草の中には食べることができる物もあるのです。これからの食糧難の時代に、雑草はとても大切な存在になっていくのです。自然との共生は、まずは食べることから始まるのです。

 

植物の遺伝子は、人間の元となった両生類の遺伝子とさほど変わらないのです。大きな違いは、自分の力で動くことができるか、できないかの違いなのです。動かい分だけ、多くの物を生み出すように創られているだけなのです。そして、動かない分だけ、長く生きることができるのです。樹齢1000年以上の樹木は、ある意味で神に近い存在となります。神の手足となって動くことがいかにすばらしいことであるかを実感することになります。多くの生き物が植物の恩恵を授かっています。そして植物は、多くの生き物を生み出すことに関われることに対して、大きな喜びを授かっています。私たちも、今まで以上に植物に感謝をしなければなりません。

 

おおくの植物は今、人類のさまざまな迫害を受けて苦境に立たされています。これ以上の迫害をやめなければ、植物たちの恩恵を受けることができなくなってしまいます。まずは除草剤や農薬の使用を減らすこと、無秩序な自然破壊をやめること、そして自然環境を温存していく働きかけをするようにしなければならないのです。まさにその岐路に人類は立っているのです。

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